職場の上司・部下や恋人に対して、
「なんでわかってくれないんだ!」
「何回言えばわかるんだ!」
とモヤモヤした経験がある方も多いのではないでしょうか
今回は、良好な関係を築くために上手いトークよりも大事にしたいことをお伝えします
コミュニケーションのポイントを意識できていなければ、知らず知らずにお互いの溝が深まる
この記事を読み、日々のコミュニケーションに活かしてみてください!
自己認識と客観的自己認識には大きなズレがある
人間関係を築くうえで、非常に重要なポイントは、自己認識と客観的自己認識には大きなズレがあることを認識しておくことです
『自己認識』
自分が考えている、相手はこう思っているだろうということ
『客観的自己認識』
実際に相手が思っていること
ポイントは、『自己認識』はあくまでも自分の勝手な解釈であり、『客観的自己認識』は実際に相手が考えている事実だということです
例えば、会社の中での新人A君と上司B課長の会話と心の中を見てみます
A君、何か困ったことがあれば何でも相談しなさい
(A君は私を頼りにしているはずだ!)
今は大丈夫です、ありがとうございます
(頼りにならないから声をかけないで欲しい)
では夜に食事はどうだ?話をしよう
(A君は相談者を求めているはずだ!)
あ、今日は予定がありまして…
(本当にやめてほしい…)
上のケース①のように、B課長の立場からの「頼りにされているはず」という『自己認識』と、実際にA君が感じている「頼りにできない」という『客観的自己認識』にズレがあると、コミュニケーションは大きく乖離していきます
一方で、「頼りにされいてる」にもかかわらず、「頼られていないだろうな」と思い込んでしまうケース②のパターンもあります
例えば、営業マンAさんと顧客Bさんの会話と心の中を見てみます
以上が商品の説明になります
(嬉しそうじゃないから買ってもらえないだろうな)
そうですね、少し検討したいです
(買いたいけど、もう少し話を聞きたいな)
わかりました、では今回はこのあたりで…
(やっぱりダメだったか…)
あ、わかりました
(また話を聞けるのかな?)
ケース①とケース②でお伝えしたいことは、『自己認識』と『客観的自己認識』がずれていることがダメなわけではなく、それぞれが大きくずれていることを認識するべきということです。
『自己認識』と『客観的自己認識』はずれている前提で、確認などのコミュニケーションをとる
コミュニケーションには段階がある
コミュニケーションが上手くいっていない方の特徴として、主には次のような原因が挙げられます。
・伝えたいことが自分でも不明確
・思っているだけで、伝えていない
・伝えているけど、伝わっていない
・伝わっているけど、納得されていない
コミュニケーションには、以下のような段階があります
①言いたいことを整理する
②伝える
③相手に伝わる
④相手が理解する
⑤相手が納得する
⑥相手が行動する
上記の段階を理解してコミュニケーションが進んでいない場合(自分の認識と相手の認識にギャップがある場合)、こちらの想いとは乖離した結果になることがあります
こちらが意図している段階と、相手に伝わっている段階が一致しているか、確認しながらコミュニケーションを進める
わかりやすさは「モテ」に繋がる
最後に、人間関係の構築におけるコミュニケーションで大事にしたいこと
それは「わかりやすさ」です
伝える際には「非言語コミュニケーション」で伝えることが有効です
人は、話している内容よりも、見た目・声のトーンなどの非言語コミュニケーションから受け取る情報が多いです
以下のようなコミュニケーションをとることで、「わかりやすい」人になりましょう
・感情を込めて話す
・喜怒哀楽を表現する
・リアクションをとる
・声のトーンをコントロールする
わかりやすさは、モテに繋がります!
まとめ
以上、コミュニケーションのコツを3つに分けてお伝えしました
①自己認識と客観的自己認識には大きなズレがある前提で話を進める
②こちらが意図している段階と、相手に伝わっている段階が一致しているか、確認しながらコミュニケーションを進める
③非言語的コミュニケーションでわかりやすく表現する
3つとも、こちらの考えと相手側の考えを一致させるという観点で非常に重要になります
ぜひ意識してコミュニケーションを進めましょう!
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