「自分の強みって、どうやって見つけるの?」
仕事や恋愛においては、自分の好きなことや強みを相手にアピールすることが大事ですが、わからない方も多いのではないでしょうか。
今回は、自分の好きなことや強みを見つける方法を紹介します。
強みがわからない理由
まず最初に、なぜ自分の好きなことや強みがわからないのか、主な理由を紹介します。
①人と比較しているだけ
自分の強みを考える時に「プロと比べて劣って得意かどうか」と考えてしまう人が多いです。
ですが、強みは明確な評価方法があるわけではなく、「この人よりも劣っているから得意ではない」という考えはオススメできません。
人との比較ではなく、自分が好き・得意としたいものに目を向けてみましょう
②普通のことだと思っている
自分にとっては普通と思っていても、他人から見れば、すごいと言われることもあるはずです。
・ありがとうを言える
・地図を見なくても道がわかる
・何も知らないからこそ、人の話を聞ける
・毎日、会社に行っている
自分が普通にしていることの見方を変えてみましょう
③受け入れていない
人と比較しないこと、自分が普通にしていることに目を向ける、そんなことを言われても強みがわからない…
自身の強みについて、なかなか出すことができない方も多いと思います。
そんな時は、強みが無いのではなく、強みが無いと思い込んでいる(思い込みたい)自分がいることを受け入れてみることもオススメです。
例えば、次のようなことはないでしょうか。
・強みが無いと言うことで、チャレンジ/失敗しない言い訳を作っている
・強みかどうか判断する際に、他人や社会からの評価軸(テストの点数、上司の意見など)だけに囚われている
これが正解というわけではありませんが、受け入れてみることで新たな気付きがあるはずです。
「仮に強みだと受け入れるとしたら…」と考えてみましょう
強みの見つけ方
次に、強みの見つけ方を紹介します。
①知識・経験をつける
「好きなことがない」という方は、単純に知識や経験が少ないのかもしれません。
「好きだからやる」ではなく、「実践する・本気で取り組むから好きになる」という考え方です。
知識や経験を増やす中で、没頭する・感動する経験を通して、自分について知っていきましょう。
②自分の過去の経験を書き出す
好きなことは、人よりも時間を費やしている場合が多いため、得意になり得ます。
過去の経験を書き出してみましょう。
好きなこと
やりたいこと
言われなくても勝手にやってしまうこと
成功体験
また、この際に名詞ではなく動詞で考えるようにしましょう。
サッカーが好きな場合でも、プレイすることが好きなのか、戦略を立てることが好きなのか、リーダーシップをとることが好きなのか、動詞の中に本質が隠れています。
・料理が好き ⇒ 皆で食べることが好き
・服が好き⇒商品を企画することが好き
・飲み会が好き⇒主催・運営することが好き
さらに、大まかに3つのグループに分類します。
・考えること
・人と接すること
・リーダーシップをとること
主に、この3つのどれが多いかを見れば、自分の大まかなタイプが見えてくるはずです。
③他人に聞く
家族や友達、仕事仲間など、他人に自分の強みを聞いてみることもオススメです。
・「すごいね」と言われること
・「ありがとう」と感謝されること
・よく相談にのること
・「教えて」と頼まれること
自分が考えている強みよりも、周りの人から見られている強みの方が、実際の強み(求められているもの)である傾向があります。
以上、3つの実践を通して、自分の強みを把握してみましょう。
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